攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG DVD1

を前日秋葉原で購入していたのです〜。いやあーOP最高!カッコイイ!歌もまたいいし、やっぱり菅野よう子さんは素晴らしいですなあ。前作の「Inner Universe」も大好きな曲なのです。そいで1巻見終わったのですが、1話「再起動」がまたシビれました。色々とシリーズ用の伏線を散りばめ、かつ再起動する9課の雰囲気がむんむんであります。原作のオマージュなシーンも好印象。ところが2話はちょっとつまらなかった感が。まあ9課の活躍がほとんど見られない作りですから多少はしょうがないかな…オマケに入っていた監督のシリーズに対するコメントを聞くと、2話はシリーズ全体を通しての世界観(この時点での日本の状況)を感じさせるのに必要な回というイメージのように思えて、少々納得な訳ですが。
そしてその監督のコメントがなかなか興味深く。原作よりさらに突っ込んだ世界描写がなかなか面白かったです。第三次、第四次という架空の世界大戦を経て、再び経済大国となった日本。しかし戦争で国民感情、世情は荒れ気味で疲弊しており、人々はかつての平和だった90年代に思いをはせ、そしてその願望を「国益」と考えてそれを擬似的に生み出そうとする勢力がある、という感じ。なるほど、だから前シリーズでも背景がことさら現代日本風に描かれていたのかなー。さらに「召慰難民」の位置づけも面白い。アジアで大量に発生した戦争難民を、安価な労働力として受け入れた日本(中国は拒絶したという設定)。深く戦争に関わらず、特需景気で沸いた日本が贖罪のように採った政策も、時が経つにつれ人々に支持されない様になり…。


とまれ、シリーズはまだ見始めたばかり。楽しみが先にたくさんありそうで、わくわくです。


つうわけで、仕事のほうもがんばります(笑)